「オトシブミ」 名前が気に入って
16 0「オトシブミ」 こんな名前の昆虫がいるとは知りませんでした。
何年か前から、庭で、バラの大敵のバラゾウムシに似た虫がいると思っていました。
バラゾウムシは取ろうとするとポロリと落ちてしまうのですが、この虫は飛んで行きます。
昨年、テレビでこの虫が「オトシブミ」と言う名前である事を知りました。
葉っぱを丸めて卵を産み付ける、その形からでしょうか。
それまでは、丸められた葉っぱがぶら下がっていて、何の虫の仕業かと思っていたのです。
どういう風に葉っぱを丸めていくのか、その過程を見たいと思っていました
今年も発見しました。 これは作られたすぐで、まだオトシブミさんも一緒です。
最初は、葉っぱの上にV型の切れ込みを入れます。 虫は裏側にいました。
葉の軸だけ切らないように下に折り曲げました。
この後、じっとして動かないのです。この日は短時間ですが出かける用事があったので、諦めて家に入りました。
出かける前にもう一度見ると、葉っぱの先が折り曲げられていました。 で、交尾中
出かけて帰ってくると、すでに完成。ゆりかごの出来上がり。
得意げに見えるのは私だけ?
オトシブミにもいろいろ種類がいるようです。これはヒメクロオトシブミで、大きさは5ミリも無いと思います。
学名 Apoderus erythrogaster
葉っぱを巻き込むのは別のバラの葉っぱでも見つけました。
重くなるので、続きに書く事にします。
写 真を撮ったバラのお花、イングリッシュローズのローズマリー
下の方はすでに折り込まれて、巻き上げられるところでした。

ヨイッショと言う感じでした。 この虫の大きさから考えると力がいるでしょうね。
右と左を行ったり来たりして、形を整えます。


最後に出ている部分を折り込んで、出来上がり。

巻くだけの時間は5分足らずでした。上手にしますね。
柔らかい葉っぱの方が出来上がりが綺麗でした。
卵から生まれてくるのも見たかったのですが、見られませんでした。
今は庭にこの虫がかなりいて、葉っぱを食べられています。
やっぱりバラには良くない昆虫でした。
来年は他所へ行ってね、お願いね^^
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