庭でヒヨドリが子育て
16 0
冬の間ずっと庭に居たヒヨドリが、4月頃からあまり姿を見せなくなり、お相手探しでもしているのかと思っていました。
記事に出て来たこのコです。
6月になって、庭で時々姿をみせるようになりました。
よく見ていると、虫を咥えて帰って来て、最初は柿の木にとまって、次に隣の、いつもとまっていたヤマモモの木にとまって
辺りをキョロキョロしてから、飛び立つのですが、いつも同じ方向へ飛んで行きます。
これは巣があるに違いないと、ヒヨドリが飛んだ方を見に行くと、樫の木のアケビが絡まった後ろに巣がありました。
アケビのお花を撮っていた頃は何もなかったし、いつの間に造ってたのでしょう。
巣を見つけるちょっと前には、すぐ横に咲いていたチンシバイの枝を生け花用に切ったのに
小雨が降って急いでいたので、気が付きませんでした。
親鳥はハラハラしてたでしょう。
巣は、見つからないような場所を選んで造ってあり、写真も撮り難くて、
隠れて撮る場所もないので、2回撮っただけでした。
見付けた日は、ヒナはこんな感じでした。
巣の前に居たら親鳥が来ないので、親鳥が帰った時に餌をあげるところを撮ろうと思いましたが、
一瞬の事で、前の葉が邪魔になってピントが合わず
それでも、3羽生まれている事が分かりました
次の朝、洗濯物を干しに行ってふと見ると、顔を出していたので、これは撮らないと
こんな様子だったので、まだ巣立つとは思いませんでした。
次の日は朝から集会所の草引きで巣は観察出来ず。
午後の3時頃に親鳥が2羽、庭を行ったり来たりしているので、
別の鳥でも来たのかと見に行くと、ヒナが巣立って、あまり上手く飛べない様子で、木の上でチョロチョロしています。
私が庭に出ていると、親鳥が子供に寄りつかないと思って部屋に入りました。
お隣の屋根にお母さんがいるので、そこまで飛ぼうとしたら、途中で落ちてクレマチスのツルに掴まりました(6月14日)
この後、お母さんのいるお隣の屋根に飛びました。
2羽は同じ場所で、1羽は家のベランダに居ます。
尻尾の羽が伸びてないので、下から見ていると、飛んでいる姿が鳥に見えませんでしたよ。
お母さんがヤマモモの実を咥えてきましたが、まだヤマモモを食べるのは無理でしょうね。
親鳥が呼んでも、親鳥の呼ぶ方に行かず、暗くなってきたのにどうするのか気になって・・・・
最後はうちの道路側にあるヤマモモの木に行って、声が聞こえなくなったので、やっと落ち着いたようでした。
次の朝、ヒナが元気で居るのか心配でした。
枝をバッサリ切った、ミモザの木の上に1羽居るのを見つけました。
お母さんを探している様です
てっぺんまで上がって、キョロキョロ
「オカアサ~ン」 必死
どうやら見つかったようで、お母さんが迎えに来ました。ほっとしました。
ヒヨドリさんにハラハラ、ドキドキさせられた、2日間でした。
この後、時々親子で来ていたけど、3羽揃ているのは見たことがありませんでした。
自然界は厳しいので巣立ったヒナが全員無事に育つことは少ないのでしょうね。
時々、2羽で来てヤマモモをお母さんからもらったりしてました。結構大きくなっても口移しで餌を与えています。
下の写真では尻尾もだいぶ伸びていました。飛んでいるのは親鳥、止まっているのが子供です。(6月23日)
最近はブルーベリーを食べに来ていますが、お母さんなのか子供なのか、姿を見てもよく分かりません。
冬はどっちがうちの庭に帰ってくるんでしょうね。見分けが付かないよ~^^